時価総額5000億円の国際送金サービスをノーコード開発で7時間で再現してみた

  • 2020年10月19日
  • 2020年10月26日
  • コラム

みなさんこんにちは。

ノーコード開発におきましては、日本でも認知が高まるにつれ、実際にノーコードツールを利用した開発によるアプリケーション事例も増えてきました。しかし実際にどこまでのクオリティのものを、どれくらいの時間で作れるのか実感が沸かないという方も多いかと思います。

 

そこで今回は、世界中で使われているあの海外送金のアプリケーションをノーコードで再現してみたので紹介したいと思います。

 

そうTransferWiseです。

 

2011年に設立されたTransferWiseは、海外送金の手数料の安さや利便性などが人気となり急成長したユニコーン企業であり、ユーザー数は800万人を超え、時価総額は5000億円を超えるとも言われています。

 

今回は、そんなTransferWiseのアプリケーションをAdaloを使って再現してみました。

 

ただし、TransferWiseの価値はアプリケーションだけではなく、双方向の送金ニーズをマッチングさせ、受取人の口座のある国内間で送金を完結させるモデルを構築した点や、トランスファーワイズのアカウント上で両替をし、残高を保管する仕組みであるマルチカレンシー口座であったりするため、それらの点を差し引いた上でノーコード開発の有用性を考えて頂けたらと思います。

 

それでは、開発工程をご覧ください。

 

まずはホーム、アカウント、送金、受取人、招待のタブをそれぞれ作っていきます。

次に肝となる送金のロジックを組んでいきます。送金額を設定し、為替レートを表示させた後に受取人情報を入力する流れを設計します。

 

実際の操作画面は以下のような流れになります。

 

 

 

その他、アカウントのページや招待コードのページを設定すると、全体はこれくらいのボリュームになりました。

 

 

このようにTransferWiseと同様の挙動をするアプリケーションは、完全ノーコードで再現することができました。所要時間は7時間ほどです。

 

先ほども述べたようにTransferWiseの価値はそのビジネスモデルにあるため、プロダクトとしてローンチをする上ではアプリケーションだけでは不十分です。また、大量のトラフィックを処理するのには、別途サーバー環境構築が必要になります。

 

一般的なスタートアップでは、シリーズAくらいまでは、システム開発に予算の大部分を割り当てるものですが、ノーコード開発でシステム開発費を削減することで、マーケティングやUI/UXなど他の工程により多くのリソースを割けるようになります。

 

ノーコード開発はMVPベースで利用されるという認識を持たれている方も多いと思いますが、従来のMVPの定義を覆し得る程にノーコード開発ツールは発展していることも実感して頂けたのではないでしょうか。

 

実際に開発してみた感想として、TransferWiseはシンプルさを追求したUI/UXであるため、開発しやすいと感じました。為替レートの計算もAdaloで十分に表現可能でした。ノーコード開発を学習する時に、既存のアプリケーションを参考にする方も多いと思いますが、洗練されたアプリケーションほど、無駄がなくシンプルなUI/UXのものが多いので、良質な学習材料となります。

 

現在のところ、この海外送金アプリケーションをプロダクトとしてリリースする予定はありませんが、ノーコードジャパンでは、各企業や教育機関と連携してノーコード開発の普及に努めています。今回の海外送金アプリケーションに関する質問等がありましたら、お気軽にお問合せ下さい。

 

現在、ノーコードジャパンでは誰しもが創造性を最大限に発揮できるノーコード開発プラットフォーム「Click」のβテスターを募集中です。Clickは、最高のノーコード開発プラットフォームを目指し、より多くの方々のご意見を取り入れていきたいと考えておりますので、ご興味のある方は是非、Clickβ版をご体験下さい。

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